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Webディレクター試験 公式テキスト

各種の仕様に準拠し、かつ、魅力的なユーザー体験をもたらすWebサイト・サービスを構築するには、制作工程管理はもちろん、要件を導き出すための現状分析、プロジェクト企画、サイト全体の情報構造設計、集客施策立案、実施までの幅広い専門知識・スキルが求められます。

これらのマネジメントプロセスについて、多種多様なプロジェクトを成功に導いた執筆者陣が、現場での取り組みから蓄積されたノウハウを体系化しています。

この書籍は「Web検定 Webディレクター試験」に完全準拠している唯一の公式テキストです。

ウェブの仕事力が上がる 標準ガイドブック3
Webディレクション 第2版


価格:本体3,100円+税
判型:B5変形版
総ページ数:272ページ
発売日:2011年12月27日
ISBN:978-4-86267-123-3

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各章紹介

第1章インターネットビジネス

ますます価値の高まるインターネット市場。ビジネスの視点から見たインターネットの特性や関連法規、また、スマートフォンやソーシャルメディアの台頭で進化するインターネットのビジネスモデルを概観する。



目次


  • 企業におけるWebサイト運営
  • インターネットをビジネスに活かすとは
  • コーポレートコミュニケーションとWebサイトの役割
  • ブランディングとCSR
  • ECビジネス
  • モバイルインターネット
  • Web業界の構造
  • インターネットビジネスにおけるリスク
  • インターネット関連法規
  • 情報セキュリティポリシー
  • 著作権
  • クリエイティブ・コモンズ

第2章 プロジェクトマネジメント

「ヒト・モノ・カネ」のマネジメントは、Webサイト・サービス構築の基本であり、最重要項目である。制作サイド、発注サイドを問わず、業務を円滑に進めるためのコミュニケーションポイントを確認する。



目次


  • Webサイトの運営体制
  • プロジェクトマネジメントの必要性
  • Webサイト構築のワークフロー
  • 提案依頼(RFP)
  • オリエンテーションとヒアリング
  • 要件定義
  • プロジェクト計画
  • 受注と契約の締結
  • 予算の設定と管理
  • プロジェクトマネージャー(PM)の役割
  • スタッフの役割と管理
  • リソース管理
  • スケジュール管理
  • 外注管理
  • 素材・ドキュメント管理
  • 品質管理
  • コミュニケーションマネジメント
  • リスクマネジメント
  • リリースと運用
  • 効果検証と指標

第3章 Webサイトの企画

Webサイトや利用実態を数値から把握できるメディアである。現状把握・分析の重要性から分析・アプローチの解説、コンテンツやシステムの企画術まで、Webサイトの企画フローとポイントを確認する。



目次


  • サイトの狙いとゴールの設定
  • 現状把握
  • 評価・分析手法の概要
  • 現状分析
  • エキスパート評価
  • ユーザー調査
  • アクセス解析
  • コンテンツの企画
  • システムの企画

第4章 Webサイトの設計

Webサイトの設計工程は、Webサービスが多様化している現在ではますます重要な工程となっている。ビジネスゴールを効率良く目指すために設計段階で押さえておくべきドキュメント、過程を理解する。



目次


  • 情報アーキテクチャ設計
  • Webユーザビリティ
  • ターゲットユーザーの設定
  • ペルソナとユーザーシナリオ
  • 全体構造の設計
  • ハイレベルサイトマップ
  • コンテンツマッピング
  • 詳細サイトマップ
  • ナビゲーション設計
  • ワイヤーフレーム
  • ユーザーインターフェイス設計
  • コンテンツ仕様書
  • 制作仕様書

第5章 集客施策

プロジェクトの初期段階からインターネット以外でのプロモーションやマーケティングと連動しで企画されるのが集客施策である。構築したWebサイト・サービスをユーザーに認知・活用してもらえるための施策を整理する。



目次


  • インターネットの市場価値と影響力
  • インターネットのメディア特性
  • 集客施策と効果測定
  • インターネット広告
  • リスティング広告
  • マーケティング概論
  • ソーシャルメディアマーケティング
  • SEO(検索エンジン最適化)
  • LPO(ランディングページ最適化)
  • リテンションマーケティング

補章 Webの概念と未来像

インターネット、なかでもWWW(Web)とブラウジング環境の仕組みと変遷にフォーカスする。情報設計や標準仕様に基づいた実装が重要視される背景を理解しておこう。さらに、現在すでに見え始めている、Webを利用したコミュニケーションの変化やマーケティングの動向を通じて、ユーザーエクスペリエンスの最適化についても見通しておく。 

目次

  • WWWの仕組み
  • コミュニケーションとしてのWeb
  • 次世代技術