1. Web検定(ウェブケン)

Web検定が企画協力する無料セミナー 第3回開催!

「Web検定」を企画・推進するワークスコーポレーション、および各界の実務家で構成する「Web検定 標準ガイドブック制作プロジェクト」は、クリエイター専門人材エージェンシー「デジタルスケープ」の新しいセミナーシリーズ「Web研」に企画協力しています。

Web研の目的とするところ

ユーザーのネット行動の変化に合わせて、サービスを提供したり制作するクリエイターもビジネスパーソンも変化を迫られています。「研」とは、漫画研究会(漫研)や広告研究会のように、テーマを持って集まる会をイメージして名づけています。

4月〜12月まで全5回、毎回異なるテーマで何かお持ち帰りいただけるような企画を考えています。いずれも参加無料。ぜひご参加ください。

長谷川恭久氏(C O U L D)、境祐司氏(monkeysh studio)をゲストに開催した第1回の模様は、こちらに全編映像を含むレポートを公開しております。


第3回「Web研」 〜ユーザーエクスペリエンスを最適化するためのプロジェクトデザイン〜


大規模サイトの構築は、その可能性も無限大なら、落とし穴に落っこちたときの代償も計り知れません。

第3回は、国内有数の大企業をクライアントに数多くの大規模案件を手がける佐藤伸哉氏(ビジネス・アーキテクツ)坂本貴史氏(ネットイヤーグループ)をゲストに招き、プロジェクトマネジメントの一般論に留まらず、ユーザーエクスペリエンスの最適化をミッションとしたディレクションのあり方についてそれぞれの立場からお話いただきます。その真髄は、必ずやあなたのプロジェクトマネジメントに活きるはずです。

インフォメーション・アーキテクトとしても知られる両氏の講演&対談は、Webディレクター、プロジェクトマネージャー必見!どうぞお見逃しなく。

来場者の中から抽選で、佐藤氏や坂本氏も参加している、「Web検定」プロジェクトの関連書籍「ウェブの仕事力が上がる 標準ガイドブック3 - Webディレクション」1名様にプレゼントいたします。ご当選の発表は発送をもって替えさせていただきます。

タイトルユーザーエクスペリエンスを最適化するためのプロジェクトデザイン
開催日時2007年9月20日(木) 19:00〜21:30
※開場18:40
開催場所ハロー会議室Shibuya
東京都渋谷区渋谷3-28-8 第3久我屋ビル4階(渋谷)
内容第1部:段取りで決まる! Webプロジェクトデザインの最前線
プロジェクトデザインを切り口に、ゲストのプレゼンテーションを展開。

佐藤伸哉氏(ビジネス・アーキテクツ)
つい曖昧なまま走り出してしまいがちなのが、プロジェクトの上流工程。実は最終的な成否を握る「目的の明確化」「目標設定」にフォーカスして、その必要性と実践例を解説。
坂本貴史氏(ネットイヤーグループ)
ずばりユーザーエクスペリエンスをテーマに、その実現に必須の業務プロセスや体制のあり方、目標達成の成否を握るポイントを事例を交えて解説。

第2部:ユーザーエクスペリエンスを最適化するためのプロジェクトデザイン
…とはいえ、大規模案件のノウハウがそのままあらゆるプロジェクトにあてはまるわけでもないのが難しいところ。モデレーターに岡本氏(ワークスコーポレーション)を迎え、「大規模案件のノウハウは、様々なプロジェクトにどう展開・応用しうるのか」を掘り下げていきます。
参加費無料(プレゼント抽選つき)
主催株式会社デジタルスケープ
企画協力株式会社ワークスコーポレーションWeb検定 標準ガイドブック制作プロジェクト
申込み※終了しました。たくさんのご参加ありがとうございました。

パネラーのプロフィール


佐藤伸哉氏
株式会社ビジネス・アーキテクツ ユーザーエクスペリエンスデザイナー/シニア・インフォメーションアーキテクト。大手通信メーカーの工業デザイナーとしてのキャリアを経て、1994 年からWeb サイトやCD-ROM など、様々なインタラクティブデザインプロジェクトに従事。1998 年に渡米し、西海岸で本格的な視覚効果とCG を学ぶ。その後iXL、Razorfish などの大手Web 制作会社でリードインフォメーションアーキテクトなどを歴任し、2002 年よりビジネス・アーキテクツに参加。IA Institute およびUXne(User Experience Network)の日本代表。監訳書に「Web デザイナーのための情報アーキテクチャ入門」(翔泳社)。
http://www.b-architects.com/


坂本貴史氏
ネットイヤーグループ株式会社 ディレクター/インフォメーションアーキテクト。デザイン会社でのグラフィックデザイナーを経て、2000年ごろから本格的にウェブデザインに関わる。2002年にネットイヤーグループに参画。主にウェブディレクターとして大企業におけるウェブサイト構築を担当する。専門は情報設計(IA)。個人ブログ「blog| bookslope」でも情報設計(IA)やユーザーエクスペリエンスデザイン(UXD)に関する情報発信をして活動中。著書に「プロセスオブウェブデザイン 企画からデザインへ落とし込みの技術」(翔泳社)。セミナーや講演など幅広く活動中。
http://www.netyear.net/


Webディレクター試験 認定教育機関

Webディレクターの資格を取得するために、Webディレクター試験の対策講座等を提供している認定校教育機関をご紹介します。

1.アカデミック認定

高等学校、短期大学、大学や専門学校、高等過程を開設する専修学校、民間スクールなどの教育機関。資格取得を目指している方や、授業の講座の中で資格の内容を学習してみたいと考える方向けに、様々な授業・コースが用意されています。

ウィッツ青山学園 広域通信制キャンパス 愛媛LETS

当校では、通信制高校の特色でもある個性を伸ばす教育を目指しています。そこで、社会生活や就職活動において、Webに関連する知識や技術はもはや必須になっています。当校の生徒や一般の社会人に対しても、Web検定を推奨し学習サポートをしていきます。

住所791-8025 愛媛県松山市衣山2-4-47
電話番号089-917-7185
URLhttp://www.lets-campus.com/

ブログパーツで練習問題に挑戦!

ブログパーツで「Webディレクター」の練習問題に挑戦できます。あなたのブログにも貼ることが出来ます。

2007年11月20日の公開以来、好評いただいているWeb検定ブログパーツ。「Webリテラシー練習問題」のブログパーツは2009年6月時点で30,000名を越える方にご利用いただいております。
第三弾として「Webディレクター練習問題」をご用意しましたので、ぜひチャレンジしてみてください。

検定試験本番を前に、標準ガイドブックの理解度を試されてみる、申し込みを前に難易度を体験してみる、などなどご活用いただければと思います。
携帯電話でもHTML版/Flash版でお楽しみいただけますので、右上のQRコードをご利用ください。
Web検定では、今後もこのブログパーツを活用して、練習問題をシリーズ展開して参りますので、お楽しみにお待ちください。
なお、Webディレクター試験の公式問題集もありますので、効率的な学習のためにこちらもご活用ください。

Web検定に興味を持たれている方、「Web」に関する知識・技術の証明、スキルアップを目指す方、にこのブログパーツをお勧めください。ブログに簡単に貼り付けることができて、ゲーム感覚で楽しんでいただけます。

ブログのエントリーに貼る場合はこちら


Webディレクター練習問題けんてーごっこ

ブログのサイドバーに貼る場合はこちら


Webディレクター練習問題けんてーごっこ

「けんてーごっこ」サイトでの挑戦はこちらから


新人ディレクターの挑戦はつづく

以下:
林  千晶さん →
井上 果林さん → 井上

ロフトワークという会社のミッション


林さん

ロフトワークの設立者のひとりである林さん。セミナーでの講演や連載記事の執筆など、その活躍は多岐に渡る。

林:ロフトワークはloftwork.comというポータルサイトをインフラとして1万人のクリエイターの方と協力する形で、「どんなニーズに対しても」ソリューションを提供する制作代理店です。様々な企業とのコラボレーション企画などもプロデュースしています。プロジェクトマネジメントとプロデュースという役割を担い、クライアントとクリエイターの橋渡しをしています。


井上さんは、昨年の4月に新卒として入社しディレクターからキャリアをスタートさせたとのことですね


井上さん

さまざまなプロジェクトに関わることができ、充実した日々を過ごしています、と語る井上さん

井上:私は現在ディレクターとしてWeb構築やWeb上のビジネスパーソン向けの読み物、携帯電話向けのデコメールに使うイラストコンテンツなどの制作に携わっています。周りの方に教えてもらいながら仕事を進めていますが、分からないことに対して、経験がなくても自分なりに考えたり知識を積み重ねたり、できる限りの努力は心がけています。また、社内は経験豊富な人から新人まで色んな人がいますが、どんな人に対してもオープンに質問ができる環境ですね。

社内に対してもオープンにしていこうという会社としての姿勢が伝わっている印象を受けます

林:ロフトワークの事業自体がオープンな発想なんです。たとえば、loftwork.comではクリエイターの方の情報を開示する、作品を自由に掲載できるという機能を持たせたり、クリエイティブ・コモンズを支援していたり。会社の遺伝子がオープン向きなんでしょうね。オープンにすることが価値につながります。

練習問題が「知らないこと」を意識したきっかけに

井上さんはどのような経緯で「Webリテラシー」に挑戦されたのでしょう。

井上:広報担当の小林から「ロフトワークのディレクターに役立つ内容では」と紹介され興味を持ちました。まず検定サイトにあるブログパーツ型練習問題を試しに解いてみたんです。結果は10点中3点。「Webリテラシー」とは初心者向けの内容だと思っていましたが、実は知らないことがたくさんあるのでは?と考え受験を決意しました。

「ロフトワークライブラリー制度」という必要な書籍を自由に申請できる制度を利用して、公式ガイドブックの「ウェブの仕事力が上がる 標準ガイドブック1 Webリテラシー」を購入しました。インターネットの歴史からマーケティングビジネス、制作面でのリスクなど網羅的で、図も多く、すごく分かりやすかったです。キーワードの説明が物足りない場合は、具体的な利用のされ方や、詳しい内容をWebサイト上で調べて補いました。

忙しくお仕事されている合間に勉強と受験をされたようですね

井上:毎日受験ができる方式なので、「仕事が忙しくないときに・・」と思っているとなかなか踏み切れないのでは、と思っていました。先に受験日を設定してしまって勉強する形をとったことが、逆に集中できてよかったと今は思っています。勉強は集中的に1ヶ月行いました。忙しい中でも通勤時間や就業後に喫茶店で1、2時間勉強するなど、意外に時間は作ることができるんだと感じましたね。既に業務を経験していたので、自分の仕事との関わり方をイメージしながら勉強ができました。

知識を吸収できる土壌が広がった

結果、井上さんは見事合格をし、検定のサイトでも優秀合格者として紹介されていますね。資格を取得されてから変わったことはありますか。

井上:プロジェクトの進捗を報告するミーティングの中で、専門的なキーワードを前よりキャッチできるようになりました。「あれはあの部分の話かな」と、改めてガイドブックを読み返したり人に聞いたりできる。吸収できる土壌が広がったという気がします。


ロフトワークオフィスにて 左:林 千晶さん 右:井上 果林さん

ロフトワークオフィスにて 左:林 千晶さん 右:井上 果林さん


社員全員の成長を支援


会社として力を十分に発揮できる環境を作ることで、個々のさらなるスキルアップを後押ししているのですね。

林:ロフトワークのディレクターの仕事は、常にやったことがないことにチャレンジし続けているため、ものすごく難しいと正直思います。やったことがないからできません、というのはNGなんです。やったことしかやれないのでは、成長はない。

そういった意味で、ロフトワークは個人の成長を支援するための組織だと考えています。だから、教育にすごく力を注いでいるし、勉強したいと思ったときに、できる環境を用意するということを心がけています。

会社としては各領域の研修もあり、チーフ以上はPMPを受験してもらうようにしています。プロジェクトでは8割方理解していても、2割の知らない知識でトラブルが生まれてしまうからです。Web検定についても、Webに関する知識を一通り理解し、弱い領域を認識できるため、今後は若手や中堅ディレクターを中心に、積極的に受験してもらおうと思っています。ロフトワークのような制作会社だけでなく、クライアント企業にも必要な知識体系なのではないでしょうか。


資格登録証をみせていただきました

資格登録証をみせていただきました


標準ガイドブック2 Webデザイン 6月19日発売

訪問者を惹きつけるためのビジュアルデザインの約束ごとから、検索エンジンや音声ブラウザなど幅広くアクセシビリティに対応するための(X)HTMLや CSSの書式・基本設計、デザイナーが理解しておくべきクライアント/サーバーサイドのプログラミングやFlashや映像・Web3Dまで。

国内キーパーソンの実務ノウハウを詳解する、「ウェブの仕事力が上がる 標準ガイドブック2 Webデザイン」が、発売されました。

こちらの書籍から、「Web検定認定 Webデザイナー」向けの検定試験問題を出題予定です。


ウェブの仕事力が上がる 標準ガイドブック2
Webデザイン

価格:本体3,333円+税
判型:B5変形(230×182×13)
総ページ数:272ページ
発売予定日:2007年6月19日ISBN:978-4-86267-010-6

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標準ガイドブック制作プロジェクト


プロジェクトメンバーにつきましては、こちらのページをご参照ください。

執筆者

プロジェクトメンバーの方に加えて、情報アーキテクチャ、Flash、Web3Dなど、各分野の国内キーパーソンの方に実務ノウハウを提供いただきました。

浅野紀予メディアプローブ株式会社 インフォメーションアーキテクト
横堀直之ネットイヤーグループ株式会社 インフォメーションアーキテクト
松村慎株式会社クスール 取締役
A.e.Suckダイナミックトゥーン 代表/株式会社ロクナナ 取締役
鈴木健SYNER株式会社 取締役
深野暁雄Webリッチ・メディア・フォーラム 理事長