1. Web検定(ウェブケン)

ブログパーツで練習問題に挑戦!

ブログパーツで「Webディレクター」の練習問題に挑戦できます。あなたのブログにも貼ることが出来ます。

2007年11月20日の公開以来、好評いただいているWeb検定ブログパーツ。「Webリテラシー練習問題」のブログパーツは2009年6月時点で30,000名を越える方にご利用いただいております。
第三弾として「Webディレクター練習問題」をご用意しましたので、ぜひチャレンジしてみてください。

検定試験本番を前に、標準ガイドブックの理解度を試されてみる、申し込みを前に難易度を体験してみる、などなどご活用いただければと思います。
携帯電話でもHTML版/Flash版でお楽しみいただけますので、右上のQRコードをご利用ください。
Web検定では、今後もこのブログパーツを活用して、練習問題をシリーズ展開して参りますので、お楽しみにお待ちください。
なお、Webディレクター試験の公式問題集もありますので、効率的な学習のためにこちらもご活用ください。

Web検定に興味を持たれている方、「Web」に関する知識・技術の証明、スキルアップを目指す方、にこのブログパーツをお勧めください。ブログに簡単に貼り付けることができて、ゲーム感覚で楽しんでいただけます。

ブログのエントリーに貼る場合はこちら


Webディレクター練習問題けんてーごっこ

ブログのサイドバーに貼る場合はこちら


Webディレクター練習問題けんてーごっこ

「けんてーごっこ」サイトでの挑戦はこちらから


新人ディレクターの挑戦はつづく

以下:
林  千晶さん →
井上 果林さん → 井上

ロフトワークという会社のミッション


林さん

ロフトワークの設立者のひとりである林さん。セミナーでの講演や連載記事の執筆など、その活躍は多岐に渡る。

林:ロフトワークはloftwork.comというポータルサイトをインフラとして1万人のクリエイターの方と協力する形で、「どんなニーズに対しても」ソリューションを提供する制作代理店です。様々な企業とのコラボレーション企画などもプロデュースしています。プロジェクトマネジメントとプロデュースという役割を担い、クライアントとクリエイターの橋渡しをしています。


井上さんは、昨年の4月に新卒として入社しディレクターからキャリアをスタートさせたとのことですね


井上さん

さまざまなプロジェクトに関わることができ、充実した日々を過ごしています、と語る井上さん

井上:私は現在ディレクターとしてWeb構築やWeb上のビジネスパーソン向けの読み物、携帯電話向けのデコメールに使うイラストコンテンツなどの制作に携わっています。周りの方に教えてもらいながら仕事を進めていますが、分からないことに対して、経験がなくても自分なりに考えたり知識を積み重ねたり、できる限りの努力は心がけています。また、社内は経験豊富な人から新人まで色んな人がいますが、どんな人に対してもオープンに質問ができる環境ですね。

社内に対してもオープンにしていこうという会社としての姿勢が伝わっている印象を受けます

林:ロフトワークの事業自体がオープンな発想なんです。たとえば、loftwork.comではクリエイターの方の情報を開示する、作品を自由に掲載できるという機能を持たせたり、クリエイティブ・コモンズを支援していたり。会社の遺伝子がオープン向きなんでしょうね。オープンにすることが価値につながります。

練習問題が「知らないこと」を意識したきっかけに

井上さんはどのような経緯で「Webリテラシー」に挑戦されたのでしょう。

井上:広報担当の小林から「ロフトワークのディレクターに役立つ内容では」と紹介され興味を持ちました。まず検定サイトにあるブログパーツ型練習問題を試しに解いてみたんです。結果は10点中3点。「Webリテラシー」とは初心者向けの内容だと思っていましたが、実は知らないことがたくさんあるのでは?と考え受験を決意しました。

「ロフトワークライブラリー制度」という必要な書籍を自由に申請できる制度を利用して、公式ガイドブックの「ウェブの仕事力が上がる 標準ガイドブック1 Webリテラシー」を購入しました。インターネットの歴史からマーケティングビジネス、制作面でのリスクなど網羅的で、図も多く、すごく分かりやすかったです。キーワードの説明が物足りない場合は、具体的な利用のされ方や、詳しい内容をWebサイト上で調べて補いました。

忙しくお仕事されている合間に勉強と受験をされたようですね

井上:毎日受験ができる方式なので、「仕事が忙しくないときに・・」と思っているとなかなか踏み切れないのでは、と思っていました。先に受験日を設定してしまって勉強する形をとったことが、逆に集中できてよかったと今は思っています。勉強は集中的に1ヶ月行いました。忙しい中でも通勤時間や就業後に喫茶店で1、2時間勉強するなど、意外に時間は作ることができるんだと感じましたね。既に業務を経験していたので、自分の仕事との関わり方をイメージしながら勉強ができました。

知識を吸収できる土壌が広がった

結果、井上さんは見事合格をし、検定のサイトでも優秀合格者として紹介されていますね。資格を取得されてから変わったことはありますか。

井上:プロジェクトの進捗を報告するミーティングの中で、専門的なキーワードを前よりキャッチできるようになりました。「あれはあの部分の話かな」と、改めてガイドブックを読み返したり人に聞いたりできる。吸収できる土壌が広がったという気がします。


ロフトワークオフィスにて 左:林 千晶さん 右:井上 果林さん

ロフトワークオフィスにて 左:林 千晶さん 右:井上 果林さん


社員全員の成長を支援


会社として力を十分に発揮できる環境を作ることで、個々のさらなるスキルアップを後押ししているのですね。

林:ロフトワークのディレクターの仕事は、常にやったことがないことにチャレンジし続けているため、ものすごく難しいと正直思います。やったことがないからできません、というのはNGなんです。やったことしかやれないのでは、成長はない。

そういった意味で、ロフトワークは個人の成長を支援するための組織だと考えています。だから、教育にすごく力を注いでいるし、勉強したいと思ったときに、できる環境を用意するということを心がけています。

会社としては各領域の研修もあり、チーフ以上はPMPを受験してもらうようにしています。プロジェクトでは8割方理解していても、2割の知らない知識でトラブルが生まれてしまうからです。Web検定についても、Webに関する知識を一通り理解し、弱い領域を認識できるため、今後は若手や中堅ディレクターを中心に、積極的に受験してもらおうと思っています。ロフトワークのような制作会社だけでなく、クライアント企業にも必要な知識体系なのではないでしょうか。


資格登録証をみせていただきました

資格登録証をみせていただきました


標準ガイドブック2 Webデザイン 6月19日発売

訪問者を惹きつけるためのビジュアルデザインの約束ごとから、検索エンジンや音声ブラウザなど幅広くアクセシビリティに対応するための(X)HTMLや CSSの書式・基本設計、デザイナーが理解しておくべきクライアント/サーバーサイドのプログラミングやFlashや映像・Web3Dまで。

国内キーパーソンの実務ノウハウを詳解する、「ウェブの仕事力が上がる 標準ガイドブック2 Webデザイン」が、発売されました。

こちらの書籍から、「Web検定認定 Webデザイナー」向けの検定試験問題を出題予定です。


ウェブの仕事力が上がる 標準ガイドブック2
Webデザイン

価格:本体3,333円+税
判型:B5変形(230×182×13)
総ページ数:272ページ
発売予定日:2007年6月19日ISBN:978-4-86267-010-6

立ち読みする | 購入する


標準ガイドブック制作プロジェクト


プロジェクトメンバーにつきましては、こちらのページをご参照ください。

執筆者

プロジェクトメンバーの方に加えて、情報アーキテクチャ、Flash、Web3Dなど、各分野の国内キーパーソンの方に実務ノウハウを提供いただきました。

浅野紀予メディアプローブ株式会社 インフォメーションアーキテクト
横堀直之ネットイヤーグループ株式会社 インフォメーションアーキテクト
松村慎株式会社クスール 取締役
A.e.Suckダイナミックトゥーン 代表/株式会社ロクナナ 取締役
鈴木健SYNER株式会社 取締役
深野暁雄Webリッチ・メディア・フォーラム 理事長

広告代理店に求められるWebの知識とは?

以下:
田実 日出翁さん → 田実
杉浦 奈保子さん → 杉浦


Web関連業務に特化した組織ができた背景は?


田実:私自身はメディアのプランニング業務を担当し、7~8年前からWebサイトやネット広告も手がけていました。クライアントの要望に応えるための技術や手法としてWebの分野に力を入れていく必要性が高まり「Webソリューション局」というWeb関連業務に特化した専門部署を立ち上げたのが2年ほど前。それまで各部門ごとで行っていた業務を集約したことで、情報共有と業務の効率化を図ることができました。


Web検定「Webリテラシー」との出会いは何ですか?


WEBソリューション局 アカウント推進部部長 田実 日出翁さん

WEBソリューション局 アカウント推進部部長 田実 日出翁さん

田実:お付き合いのあるクリエイター専門の人材紹介会社担当者から『ウェブの仕事力が上がる標準ガイドブック1 Webリテラシー』(以下、Webリテラシー)という書籍を紹介いただいたのがきっかけです。

専門部署とはいえ、メンバーは各部門でWebに携わっていた者や、中途採用者の比率も高いため、実務経験はあるが、知識に偏りがあるのでは?と感じていました。参考になる書籍なども探していたのですが、マーケティングや制作技術など、ジャンルごとに解説したものはあっても、Webビジネスに携わる人に必要とされる知識を一冊にまとめたものはなかなか見つかりませんでした。

タイミングよく、資格試験にも対応した「Webリテラシー」を紹介され、幅広い分野の基礎知識が収められているため、このような書籍をきっかけに、もう一度勉強し直すことで知識の見直しができると考えたのです。


杉浦様は中途入社をされたそうですね


WEBソリューション局 メディア推進部メディアマネージャー 杉浦奈保子さん

WEBソリューション局 メディア推進部メディアマネージャー 杉浦奈保子さん

杉浦:約一年前に中途入社で「WEBソリューション局」に配属されましたが、その前は米国のフリーペーパー制作会社でマーケティングを担当していました。そこで、フリーペーパーの情報を配信するWebサイトを立ち上げることになり、プロジェクトメンバーとして初めてWebサイトの企画・制作の仕事に携わることになりました。

Webサイトの立上げは成功し、広告枠の企画から営業のフローまで確立した段階で帰国しました。専門的な知識ではないものの、日常業務で身につけてきたものを活かしたいと考えて、今の職に就きました。

受験に対するみなさんの意識は?

田実:月1回の公式会議の場で、部のメンバー全員に「Webリテラシー」と「Web検定」について話をしました。管理職の立場としては、正しい知識を習得してもらうことこそが重要だと思いましたが、資格取得という目標がある方が勉強の励みにもなると考えました。

受験については、会議の中で希望者を募ったのですが、ほぼ全員が挙手。各自で「Webリテラシー」書籍を購入して勉強をはじめました。

杉浦:実は……私は皆が挙手したので「全員受けなければならばないの!?」と、雰囲気にのまれ手を上げたのが本音です。周囲のメンバーは自分よりも経験が豊富なため、受験までは危機感を感じて勉強しましたが、実は、彼らの方が逆にプレッシャーを感じていたようですね。



「Webリテラシー」を勉強して感じたことは?


杉浦:私自身、特別な勉強をする時間もなく、日常業務として身につけてきた知識であったため「Webリテラシー」を読みはじめると、実は基本的な技術や言葉の定義など知らない部分もあり、非常に勉強になりました。

また、発注する立場として実務で携わっていた分野は、スムーズに読み進めましたが、デザイン・実装などの分野は苦戦しましたね。今回勉強したことで、感覚的にわかっているつもりでいた制作会社がどのような業務を行っているのか、どのような技術があるのかなど、明確に理解できました。


勉強方法や苦労した点について教えてください


杉浦:Webサイト上に公開されていた練習問題を手がかりに、試験問題の予想をしながら本を読み進めました。知らない用語をノートに書き写して、後で繰り返し復習できるようにして覚えました。

田実:ヤマがはりにくい試験でしたね。満遍なくすべての分野から出題されますし、これから勉強される方も大変でしょうね。ただし、だからこそ価値のある試験なのではないでしょうか。

Web検定に期待することを教えてください

杉浦:始まったばかりの新しい資格ですが「持っていてよかった!」と思える資格になるとよいと、同僚と話をしているんです。Web検定の今後に期待しています。

田実:「Webリテラシー」については、広告代理店の営業であればWebメディアが専門でなくとも、勉強しておくべき内容ではないでしょうか。

また、私は「Web広告研究会」の幹事として、Webプロデューサー育成プロジェクトを推進しているのですが、ベースとなる知識のないままにWebサイトの運営業務に携わっている方も多いと感じます。クライアント側・運営者の立場の方々も、基本的な知識の土台を作り上げていくために「Webリテラシー試験」を有効に活用されるとよいと思っています。


資格登録証をみせていただきました

資格登録証をみせていただきました


Webデザイン(資格名:Webデザイナー)試験の概要

1.Webデザイン(資格名:Webデザイナー)試験とは

Webサイトのデザインに必要な知識は幅広く、ビジュアルデザインや色彩、情報アーキテクチャーまで、偏りの無い知識を習得するのはたいへん困難です。

現在必要とされる実践的かつ標準的な知識を網羅したプロフェッショナルなWebデザインの資格として、Web検定の「Webデザイン」が生まれました。ビジュアルデザインのルールから、HTMLやCSSの書式や基本設計、幅広くアクセシビリティに対応するための実装技術など、正しく理解しているか判断を問うなど、実務を想定した内容になっています。

Webデザイン試験に合格すると、「Webデザイナー」資格を取得できます。

2. 対象となる方

  • これからWebデザイナーを目指す学生、社会人の方
  • プロのWebデザイナーとして知識を確認・証明したい方
  • Webデザインの知識が職務上必要となるすべての方
  • 開発者側の立場でWebサイトの構築や運用に関わる方

3. Webデザイン試験(2019年改訂問題)概要

問題形式CBT方式(Computer Based Testing:コンピュータ画面に表示される問題に解答する試験方式)
試験時間90分(試験終了時のアンケート回答時間含む)
合格基準正解率70%以上
出題数65問
受験資格特にありません。どなたでも受験できます
受験料本体10,000円+税
※ 教育機関や団体受験では割引チケットが利用できます
試験範囲公式テキスト『ウェブの仕事力が上がる 標準ガイドブック2 Webデザイン 第3版』を中心に出題されます(※注)
  1. Webサイトの企画・設定
  2. 素材とデザイン
  3. フロントエンド制作
  4. プログラミング
※注:試験問題の10%~20%は、Webに関わる人の標準知識をまとめた『ウェブの仕事力が上がる 標準ガイドブック1 Webリテラシー 第4版』から出題されます
資格正式名称社団法人 全日本能率連盟登録資格 Web検定 Webデザイナー
資格有効期限2年間

4. 学習方法

公式テキストと公式問題集による独学(以下を参照)、または、Web検定対応講座のある認定教育機関で学習してください。

5. 公式テキスト

ウェブの仕事力が上がる 標準ガイドブック2 Webデザイン 第3版


価格:本体3,400円+税
判型:B5変型
総ページ数:272ページ
発売日:2018年10月22日
ISBN:978-4-86246-425-5

詳細を見る・購入する
(ボーンデジタルオンラインブックストア)


6. 公式問題集


Web検定 公式問題集 PDFダウンロード版 Webデザイン問題集 第3版対応


個人版価格:本体1,600円+税
形式:PDFファイル
総ページ数:66ページ
発売日:2019年10月25日

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(ボーンデジタルオンラインブックストア)


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