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新人ディレクターの挑戦はつづく

株式会社ロフトワークの資格をキャリアに活かす方法や、企業としての人材育成への取り組みについてお話を伺いました。

株式会社ロフトワーク

林 千晶さん

取締役 PMO。社内教育プログラムの構築も担当。

井上 果林さん

クリエイティブ・ディビジョン ディレクター。2008年4月に受験し、Webリテラシー検定試験に合格。「Webアソシエイト」を取得。

以下:
林  千晶さん →
井上 果林さん → 井上

ロフトワークという会社のミッション


林さん

ロフトワークの設立者のひとりである林さん。セミナーでの講演や連載記事の執筆など、その活躍は多岐に渡る。

林:ロフトワークはloftwork.comというポータルサイトをインフラとして1万人のクリエイターの方と協力する形で、「どんなニーズに対しても」ソリューションを提供する制作代理店です。様々な企業とのコラボレーション企画などもプロデュースしています。プロジェクトマネジメントとプロデュースという役割を担い、クライアントとクリエイターの橋渡しをしています。


井上さんは、昨年の4月に新卒として入社しディレクターからキャリアをスタートさせたとのことですね


井上さん

さまざまなプロジェクトに関わることができ、充実した日々を過ごしています、と語る井上さん

井上:私は現在ディレクターとしてWeb構築やWeb上のビジネスパーソン向けの読み物、携帯電話向けのデコメールに使うイラストコンテンツなどの制作に携わっています。周りの方に教えてもらいながら仕事を進めていますが、分からないことに対して、経験がなくても自分なりに考えたり知識を積み重ねたり、できる限りの努力は心がけています。また、社内は経験豊富な人から新人まで色んな人がいますが、どんな人に対してもオープンに質問ができる環境ですね。

社内に対してもオープンにしていこうという会社としての姿勢が伝わっている印象を受けます

林:ロフトワークの事業自体がオープンな発想なんです。たとえば、loftwork.comではクリエイターの方の情報を開示する、作品を自由に掲載できるという機能を持たせたり、クリエイティブ・コモンズを支援していたり。会社の遺伝子がオープン向きなんでしょうね。オープンにすることが価値につながります。

練習問題が「知らないこと」を意識したきっかけに

井上さんはどのような経緯で「Webリテラシー」に挑戦されたのでしょう。

井上:広報担当の小林から「ロフトワークのディレクターに役立つ内容では」と紹介され興味を持ちました。まず検定サイトにあるブログパーツ型練習問題を試しに解いてみたんです。結果は10点中3点。「Webリテラシー」とは初心者向けの内容だと思っていましたが、実は知らないことがたくさんあるのでは?と考え受験を決意しました。

「ロフトワークライブラリー制度」という必要な書籍を自由に申請できる制度を利用して、公式ガイドブックの「ウェブの仕事力が上がる 標準ガイドブック1 Webリテラシー」を購入しました。インターネットの歴史からマーケティングビジネス、制作面でのリスクなど網羅的で、図も多く、すごく分かりやすかったです。キーワードの説明が物足りない場合は、具体的な利用のされ方や、詳しい内容をWebサイト上で調べて補いました。

忙しくお仕事されている合間に勉強と受験をされたようですね

井上:毎日受験ができる方式なので、「仕事が忙しくないときに・・」と思っているとなかなか踏み切れないのでは、と思っていました。先に受験日を設定してしまって勉強する形をとったことが、逆に集中できてよかったと今は思っています。勉強は集中的に1ヶ月行いました。忙しい中でも通勤時間や就業後に喫茶店で1、2時間勉強するなど、意外に時間は作ることができるんだと感じましたね。既に業務を経験していたので、自分の仕事との関わり方をイメージしながら勉強ができました。

知識を吸収できる土壌が広がった

結果、井上さんは見事合格をし、検定のサイトでも優秀合格者として紹介されていますね。資格を取得されてから変わったことはありますか。

井上:プロジェクトの進捗を報告するミーティングの中で、専門的なキーワードを前よりキャッチできるようになりました。「あれはあの部分の話かな」と、改めてガイドブックを読み返したり人に聞いたりできる。吸収できる土壌が広がったという気がします。


ロフトワークオフィスにて 左:林 千晶さん 右:井上 果林さん

ロフトワークオフィスにて 左:林 千晶さん 右:井上 果林さん


社員全員の成長を支援


会社として力を十分に発揮できる環境を作ることで、個々のさらなるスキルアップを後押ししているのですね。

林:ロフトワークのディレクターの仕事は、常にやったことがないことにチャレンジし続けているため、ものすごく難しいと正直思います。やったことがないからできません、というのはNGなんです。やったことしかやれないのでは、成長はない。

そういった意味で、ロフトワークは個人の成長を支援するための組織だと考えています。だから、教育にすごく力を注いでいるし、勉強したいと思ったときに、できる環境を用意するということを心がけています。

会社としては各領域の研修もあり、チーフ以上はPMPを受験してもらうようにしています。プロジェクトでは8割方理解していても、2割の知らない知識でトラブルが生まれてしまうからです。Web検定についても、Webに関する知識を一通り理解し、弱い領域を認識できるため、今後は若手や中堅ディレクターを中心に、積極的に受験してもらおうと思っています。ロフトワークのような制作会社だけでなく、クライアント企業にも必要な知識体系なのではないでしょうか。


資格登録証をみせていただきました

資格登録証をみせていただきました